otamaの XMODSのススメ

・XMODSエボリューション講座はこちら
・仕様別セッティング例はこちら new

こ こでは以前から自分otamaが熱中しているR/Cカー、XMODSについて
初心者を対象に、どんなものか知っていただくために説明をさせていただきます。
(1〜6は初級者向け セッティング、7〜は中級者〜向けのセッティングの紹介をします)

 


<1. はじめに>

  まず何よりXMODSを入手することが大前提となりますねw
 XMODSを取り扱っているお店はあまりないので秋葉原にあるラジコンショップチャンプさんや
 オンラインショップ、下に表記してあるHPI・JAPANの通販で購入することができます。


 ・[HPI JAPAN HP]  http://www.hpiracing.co.jp/

 
もともとこのXMODSは京商と いう会社のMini-ZというパームトップRCをモデルとして作られた
 アメリカ製のRCです。Mini−ZはXMODSとほぼ同じサイズ1/28サイズで、時速は標準キットで
 約20〜25km/hの速さが出ます。初めての方にとってはかなり速いスピードの出るもので
 狭いサーキットなどでは最初はかなりクラッシュしてしまう確率が高いです。しかし速さを求める
 なら断然Mini-Z、ボディのディティールや種類、性能においてはXMODSを凌駕しています。
 シャーシは軽量化のためにかなり繊細な仕上がりで、クラッシュを毎回しているようであると
  耐久性に難があります。
  またパーツなども精度が高いので高額であり,ラジコン中級者〜上級者向けの機種という位置づけになります。
 最近ではAWDモデルも発売されポテンシャルの高さ、精度の高さはピカイチですが、やはり性能の
 分だけ高額になっております。
  
  一方、XMODSの方はというと、時速は標準キットで15km/hとMiniに比べれば劣りますが結構な速度が出ており
 操作するにも程よい速度となっています。またシャーシは、Mini-Zのポテンシャルに比べれば劣りますが
 とても骨太で、滅多なことがない限り破損することもありません。(すでに3桁以上ぶつけてますがなんともない)
 流石にそこら辺はアメリカのヘビーユーザも納得することが分かります。又、車高が低いのと車重があるため
 走行時の安定性はとてもよく、又ボディも頑丈でライト部分が若干強度が弱いことを除けば屈強といっても
 過言ではないです。
 ただ、ステアリングのキレ,精度はあまりいいものとは言えません、旋廻角は最大約30°4WDでドリフトタイヤを履かせ、
 ドリフト走行をするのが前提であればあまり問題ない角度といえます。
 価格はメーカー価格7800円、お店によっては4980円から販売していることもあり
  手軽に始められる価格帯であるところも魅力の一つです。
 おもちゃのラジコンに比べれば高い金額ですが、性能を吟味するのであればかなりお買い得なものだと思います。
 もし「やって見よう!」と思いましたら是非掲示板にてご一報を!


 

                                                       <インテグラtypeRとSTPタイサン R32>
  
                                           <オリジナルカラーアストラクーペとプジョー206  99'ラリーカー>
 
                                  <マスタングD1仕様風とれっきと知れた名車デロリアン(バックトゥーザフューチャー)> 
 
                     <ヴォクゾールアストラ・クーペ>                               <カラー変更しデ カールをはって仕上げた、モービルNSX>


<2.実際に走らせるのに必要なもの>

  実際に走らせるのに必要となるものは単4乾電池×4、6V電 池
× 1となっています。
 この二つは普通にダイソーなどの100均で購入することが可能ですが、単4アルカリ電池4本だと通常のモーター
 を使用した場合10〜15分で速度が落ち始め30分程度で通常の半分の速度になります、表記では1時間と書いて
 ありますがこれはトロトロ走りも含めた稼働時間らしく、とてもアルカリでは1時間のフル走行は無理だといえます。
 又1回の走行で100円消費してしまうことになるので結構電池代が馬鹿になりません、そこで自分がお勧めするのは
 ニッケル水素充電池です。こちらは充電池なので充電器(1500〜7000円ぐらい)さえあれば何度も使えることができます。
 また、ニッケル水素電池は電圧が低い(アルカリ=1.5V、ニッケル水素=1.2V)のですがアルカリと違い電圧が電気容量
 限界までほぼ一定の電圧を保つことができるので、電池がなくなるまでフル走行が可能です。
 また容量もアルカリの約1.5倍から2倍の電気量を持ちアルカリに比べればとても効率的かつパワフルな乾電池でもあります。
 自分otamaが使用しているニッケル水素電池はソニー製のサイクルエナジー(900mA)で現時点では最大の容量を持つ充電池
 でその他にもHPIが純正品のニッケル水素電池(750mA)を出しているのでそちらを買ってもよいでしょう。
 価格はというとソニー製(900mA)の4本セットで約1600円、HPI製(750mA)×4本で700円(秋葉価格)で、何回も使うようで
 あればそれほど高いものではないはずです、ただし充電器も必要になるので忘れずにw

 
     <ニッケル水素電池(右)と アルカリ電池(左)>


<3.走行するための準備>

  電池も買って、一番最初に走らせるとすると大体はノーマル、FR駆動での走行はキットに付属しているゴムタイヤ
 と相性がよく、意外と走れたりします。ただし付属しているデフギアがそれほどいいものではないのでバッテリーがマックスでヘアピン
 カーブなどを曲がる際に多少スピンしてしまうことがあります、これは仕様の為どうにもなりません。ただし、コントローラー(プロポ)
 にディジタル調節機能がついており、手元でステアリングの切れる角度を調節することができます。もし走行に自信がない方や
 ホイールステアになれていない方はここで速度調節をLO(遅い)にしておくことをお勧めします。
 初期の段階ではトップスピードで壁に激突することも多々あることが予測できますので遅めの設定で、しばらく練習した方が大事なマシン
 を守るという意味で効果的だとおもいます。

<4.足回りセッティング>

  走る準備も一通り終わったところで、いざ走行!!!・・・・と行きたいところですが、XMODSの欠点である精度の問題で
 多少足回りのセッティングを直す必要が稀にあります。FRの場合なんといっても前輪にがたがあるとかなり操作性に影響
 が出るので,先にこちらのセッティング方法を教えて行きたいと思います。

  

  上の図のように赤い○で囲った部分(サスアーム)が両方とも大体水平になっていればOKなのですが、
 たまにこの部分が1mm程差があいていたりします。この場合、、緑の○で囲った部分の出っ張ってる
 部位を削ると大体水平になります。後輪のサスは前輪と構造が違うので4WDキットを組み込むセッティングの際
 に説明いたします。(図の赤スプリングはオプション品で通常はシルバーのスプリングです)
 サスアームのセッティングはこの程度で平気だと思います、場合に応じてサスペンションの付け根の穴の部分
 を削り減衰量を調整してあげてもいいでしょう、ただしシャーシを削ることになるので失敗する とおじゃんです・・・(汗
 
 *4WDキット購入・取り付け

 4WDキットはオプションパーツで、1600円前後で買えるものです。このXMODSはこのキットとドリフトタイヤとの組み合わせ
 で、ドリフト走行をするのが醍醐味といえますし、主はこちらの走行に合わせた設計だと思います。このキットは一回ばらばら
 にしてしまうとかなり面倒なことになってしまうので組み込む際は取り扱い説明書をよく読んでください。
 組み込む際の注意点としては、前輪側のメインシャフト(主軸)の先に取り付けるべベルギアです、下の図のように赤い○で
 囲った部分に隙間ができてしまうことがあり普通に走行する分には問題ないですが気になる方は次の方法を試してください。

 

  スペースのあいている部分に取り付けではずした、プラベアリングをヤスリなどで半分程度
  の厚さにしたものを間に挟むような感じにして取り付けると、丁度デフギアをかみ合うように
 なるので駆動効率が上がりますwもし、金属加工のできる方であればメインシャフトをホームセンター
 などで売っている鉄棒から削りだして作るのもいいかと思います。
 (写真には写っていないですがホイールと駆動軸をつなぐシャフト(ユニバーサルシャフト)も噂では
 加工品で、できるみたいなので余力のある方はネットで探してみてはどうでしょうか?w)

 *ドリフトタイヤを一緒に買った場合

  ドリフトタイヤは4WDキット専用のタイヤであります。なのでFR駆動の車種に取り付けてもまったく進みません(笑
 上記の4WDキットを組み込んだ状態であるのを仮定し、ドリフトタイヤの特性について説明します。
 ドリフトタイヤはタイヤとホイールが一体となっているものでタイヤ自体の素材は軟質プラスチックです。
 なので最初、パワーのある状態だと滑り気味ですが約3〜4時間走らせ続けると表面が垂れてきて(多少べとべとになる)
 本来の力を発揮します。この状態であればかなり高速でドリフトができますし、加速もなかなかのものです。前と後ろで
 グリップが効きすぎだな・・と思ったら、一度タオルなどでふき取りきれいにすることで解消できます。
 
  
あと、付属のプラナット(ホイールを止めている黒いもの)は激突の際や締めすぎによって割れてしまいやすいので上記の
ようなナイロンナットの方が強度が高いのでおすすめです。こちらは京商のミニッツ用ナイロンナット4個入り(500円)で多少
高いですが壊れることがないのでプラナットに不満があり予算がある方は是非購入をw

<5.サーキット走行でのセッティング方法>

こ こから は実際にサーキットなどへ足を運び、フルスロットルで走行しているときのバランスを
保つためのセッテイング方法を解説していきたいと思います。
家の畳やフローリングでは十分に走行できても、いざサーキットで走らせてみると
路面状況の変化で安定性がなく、かなり操作が狂ってしまうことがあります。
これは精度的な面とパワーの関係が釣り合っていないためで
この問題を先に解決しなければこの先パワーをいくらあげても満足に走らせられないかと思います。

まず、このXMODSに4WDキットを装着したときに目にしたと思いますが
一応、センターシャフト(プロペラシャフト)で前後の駆動を支持しており、前回あたりでベベルギアとの
噛み合わせを多少訂正したとおもいます。
前回のはあくまで”家”で遊ぶときでの補修的なもので、実際にフルスロットルで走る際には
更に改良が必要になります。
この部品(シャフト)は実際にぶつかった時の衝撃でギアが痛まないように多少短く設計されているらしく
前後で回転するときに丁度の長さになるようになっていますが、ぶつかった時や負荷がかかったときに
ギアが抜ける、または噛み違えて動かなくなる、ギアから変な音がする(うるさくなる)ことが起こりやすくなってます。
なのでシャフト自体を自作で製作するのが一番手っ取り早いです。




製 作には上記のような真鍮素材(金色)を用意します。真鍮丸棒はホームセンターや金物店の一部などに
置いてあり、一本1mで150円くらいで、かなり安く済みます。(棒の太さは3mmです)
これをはずしたメインシャフトより多少長く切り落とし両端を万力などで固定し、接合面をかまぼこ型に削ります
このときのヤスリですが、100円均一などで売っている平ヤスリとダイヤモンドヤスリを用意しておくと便利です。
ある程度加工が済みましたら実際に噛み合わせてがっちりはまるように補正します。
この過程も終わりになりましたら、最後に本体にはめ込んで長さの調節をします、これでメインシャフトは完成です!
たかがシャフトの長さで何が変わる?・・と思ってらっしゃる方もいると思いますが
このシャフトの長さで駆動音や駆動効率が格段に上がります、これは是非ともやって欲しい加工でもあります!
そのほかにもカーボンやグラスファイバー、アルミなどでも加工可能ですが値段や加工のしやすさから言っても
真鍮が一番無難かと思われます。


*直進性の問題点改善

多 分、多くの方が長い直線を走らせたときに思うとこだと思いますが・・・
直進性能がとっても悪いです。
これはタイヤのぐらつきや路面との接地点の違い、サスの硬さなどが影響しており、サスセッテイングであらかた
修正は可能になっています。
ただそれでも限界はありますので、これ以外の補助的な補正が必要になります。
そこで使用するのがサスペンションキット付属のタイロッドセットです!




使 用している方も多いと思いますが、一応トーイン、ノーマル(0度).1.5度、3.0度、4.5度とセットされており
トー角が高ければ高いほど直進性能は上がります。
ただし、トー角は上げすぎると曲がる角度が減るので、適度なトー角度にする必要があります。
自分が使用しているのはノーマルを溶かし、微妙に伸ばした(1度?)くらいのタイロッドです、標準のであれば
1.5度が一番最適でしょう。もし3度〜以上にするのであればリアのデフギア(ボールデフ)を硬めにするか
固めてしまうようにしないと、ドリフトは厳しいです。


*デフギアの調整

今 度はデフギアの調整です。
これはドリフトの駆動の根源といっても過言ではない部分であり、走行にも重要な部分です。
キット標準で付いているのは(白いギア)はギアデフといい中でギアがかみ合って左右の回転数を分けています
4WDキットに付属しているものはボールデフといい、中に金属のボールとプレートがあり両者の摩擦で駆動を制御してます。
基本的にはボールデフをそのまま使えばドリフトできますが、ステアリング角のことも考慮すると
さらに左右の回転数を抑え、後輪自体のトラクション量を上げる必要があります。
ボールデフ側面にはネジが3箇所ありこれでギアの硬さを調節することができます、ネジを硬めにすると左右の車輪の
動きが硬くなりドリフトしやすくなり、緩くすると左右が稼動しやすくなります。
自分はめいっぱい硬くしています、そうするとちょっと切るだけでかなりドリフトの角度が深くなり、急なカーブでも
曲がることができます、ただ・・制御は難しいですが・・・・(苦笑
ここのセッテイングは人それぞれだと思いますが、多少固めのほうが、走行はらくだと思われます。

*その他の用意

サー キットで走らせるにあたって、やはり問題なのがプロポの周波数バンド。
こればかりは他人と被ってしまうと動かなくなり危険です、なのであらかじめバンドのクリスタルを買っておくことが
よいと思われます。




ク リスタルセットはお店にもよりますが1800〜円ぐらいで6組分入っています。
サーキットによってはお店で貸してくれたりすることもあるそうですが、やはり買っておいたほうがいざというときのために
いいと思いますよw
後は自分なりに少し弄ってみるのもいいかもしれません、あくまでここで言ってるのは”自分”の思ったことなんでw
ボディペイントやボディ移植などもしてみると周りから注目されるかも・・・w




<6.他社のボディ移植について>


上の画像 のように、京商ミニッツシリーズのボディが移植できるのは結構ネットなどで大々的に話されてるのは
ご存知かと思います。
今回はそんな他社のボディを移植する方法について解説していきたいと思います。
まず何より、他社のボディが必要となります。
自分の持っているシャーシサイズをまず確認します、今確認できている車種でインテグラとNSX、マスタングのみMシャーシと
なっており該当しないものについてはLサイズということになっています。
どちらのシャーシサイズでもボディ移植は可能なのですが、若干Mサイズの方が移植できるものが少ないです。
Lサイズは、結構いろいろなボディが移植でき特に京商のミニッツ系Lサイズモデルに対応しています。
またMサイズはミニッツのMサイズ(ボディ数が少ない)に対応しています。(完全ではないですが)
Mサイズは数が少ないともうしましたが、京商ではなくトミーのエアロRCのボディが多く対応しています。
なのでL.Mともバリエーションは豊富かと思われます。

*移植に必要な部品、そ の他の加工

まず大事なのはボ デをはめるジョイント部分(凹凸の差込口)の確認です。



ここの部分はミニッツは結構正確に出来ており、自分の使用しているR32、ランエボは加工無しで平気でした。
この部分の確認は店舗によってはシールなどで邪魔になったりボディの形状で見えにくかったりしますので
事前にネットなどで形状確認をしておいた方がいいでしょう。
ここの部分と本体についている出っ張り部分がかみ合うことになるのですが
実際がっちりはまるということがなく、ここも加工しないといけません。
特に車高の低いボディ(デロリアンもそうですが)のジョイント部をカットして、搭載するボディについているジョイント部と
合わせなくてはいけないときもありますので十分に注意してください。

ジョイントの加工はMODSのボディパターンによって違うのですが、ほとんど長さが違うだけでジョイント部の大きさは
あまりかわりません、なのでタイヤ幅、車体の長さにあわせ搭載位置を決めてください。
余裕があれば、ライト部分などの接着が弱いところをパテや溶かしたプラスチックなどで補強すると、更に強度が上がります。

搭載するに当たって要になってくるのは、やはりジョイント部分。
純正パーツは後部にフックが付いておりボディをシャーシにがっちりとはめることが出来ますが
当然ミニッツなどはそんなフックパーツは付いていません、なのでジョイント部分のパーツを作る必要があります。

 

自分は上記の絵のようなジョイントパーツを作成しボディを固定しています。
仕組みとしては右の図を見てもらうと分かりやすいと思いますが、出っ張りをつくりボディの当たる部分に
穴を開けそこにこの出っ張りをはめ込むという方式です。



素材としては、元からあるバッテリーホルダーとナットと2mmネジ(100円くらい)があればできてしまいます。
ただし、ここでバッテリーホルダーを使ってしまうと元のボディが乗せられなくなってしまうのでスペアパーツ(HPIオンラインショッピング)
を頼むか、ちょっと割高ですがミニッツのバッテリーホルダーを用意したほうがよろしいと思います。
お勧めはミニッツ用のバッテリーホルダーです、少しはめるのに加工が必要ですが、がっちりとはまりぐらつきがないので
走行時安定しますw
ボディに少し傷が付く感じになりますが横からの衝撃、正面からの衝撃にはかなり強いです。
めったなことでは外れなくなりますので、レースなどでボディが絶対外れてはいけないときの加工としてお勧めです!!

そのほかにも取り付ける手段はいろいろありますのでHPや自分で試してみるのもいいかもしれませんw


<7.ピーキーなドリフト の改造とセッティング>

今までのセッティングを行えば大抵のカーペットコースや室内のフローリングなどではバッチリドリフトができるかと思いますが・・・
ここからはより高度なセッティングを行ってドリフトというコンセプトを完全なものにしていくためのセッティングと
改造を行っていきたいと思います。
まず今までのセッティングでもあまりドリフトをしなかった、なぜか曲がらない・・などの支障が出た方がいるかと
思いますが各々の機種で微妙な差があります。
たとえば同じL シャーシでもスカイラインとスープラではボディの重さが微妙に違い、また前後での
重さの比重が異なったりするので若干ドリフトしづらい状態な場合があります。
これは流石に解消できないので、シャーシのセッティングで何とかするしかありません。

(ボールデフからデフロックへの変更)

デフロックギア・・と聞いてもピント来る人はあまりいないと思います。
通常リアのギアはボールデフというものが組み込まれているというのは前々回に説明したかと思いますが
これはあくまで左右の回転に抵抗をかけることで回転を少なくしトラクションを多くするものでありますが
使用していくとその抵抗が磨耗によって少なくなっていき、あまり効かなくなってしまいます。
こうなるとほとんどドリフトができなくなりカーブも・・曲がれなくなる原因になります。
なのでデフロックというまったく回転をしなくさせてしまうギアに変えてしまうのです。
デフロックは本当に左右の回転を止めてしまうギアでボールデフ以上のトラクション量(空回り)をおこすので
ドリフトをするには最高のギアといえます。
ですがこのギアは実際には売っていません、なので自分で製作する必要があります。
作り方は到って簡単です。
4WDキットにしたときにはずした白い色のギアデフがあったと思いますが、あのギアのネジを取ってもらうと
中に3つのギアが噛み合った状態になっていると思います。
そこに100均で売っているような工作用ボンド(もしくはパテ)などをギアの溝が埋まる程度塗りつけます。
このときに左右のタイヤと直結させるためシャフトの穴を埋めないように注意してください。
後は固まるまで約半日置いておきます。
固まったと思ったら一度、ギアを組み込んで左右が回転しないことを確認してください。
ここで回転がしてしまうようであれば、中の接着剤が完全に乾いていないということになるのでもう一度なおしてください。



作成が終わったら今度は組み込みをします。
基本的にドリフトをさせやすくするのなら、デフロックはリアに設置するのが好ましいです。
リアにデフロックをセッティングすると今まで使っていたボールデフが余ると思いますが
これはフロント側の4WDキット内に組まれているギアデフとかえる必要があります。
フロントがギアデフのままだとカーブでリアが滑り前も回転してしまうため
実際はスピンしてしまう形を取ってしまうためです。
ここまででデフロックのセッティングは終わりです。

(デフロックに合わせたサスセッティング)

前項でサスセッティングのことを一度紹介したと思いますが、ここでは更にデフロックにあったサスの
セッティングを紹介していきたいと思います。
基本的にコントロールを重視したいなら前を黄色スプリングにかえ、後ろを黄色か青の固めにするのがよいです。
ただ後ろを硬くしすぎるとトラクションが多くなり巻いてしまうことがあるのでなるべくならシルバーがお勧めです。
(青の場合は前を赤か黄色にしないとコントロールが効き難くなりますので注意してください)
また直線で多少曲がってしまう場合は左右のスプリングの硬さを変えてみてください。
自分も癖が出ているので片方が青、片方が黄色というセッティングにしてあるシャーシもあります。

(モーターパワーのアップ)

自分もモーターはあまり派手に改造はしたくない派なのですが、どうしてもデフロックにするとモーターパワーが足りず
じまいになりがち・・そこであまり派手な改造をしなくても手軽にスピードアップさせる手段があります。
モーターの上部に黒い円筒形のものが着いてると思いますが、これはコンデンサーというもので
電気を一時蓄えておくものです、これのおかげでモーターに一定の電圧に制御してくれています。
しかしこれが逆に抵抗となりリミッターの役目をしています。
なのでこれをとってしまえば電圧が直に流れ、もっている最大エネルギーを出すことができます。
取るのは簡単、ニッパーでぷっつりと切るだけです・・・w笑
しかしモーターを痛める可能性があるので心配な人は避けてください。
(自分はこれですでに何十時間も走ってますが問題無いですよ・・w)
コンデンサを取ってしまうと、以前より電力の消費が激しくなってしまうので
自然と発熱量も上がってきてしまうのでヒートシンクの装備が欠かせなくなってきます。
「たかが金属の板一枚で何が変わる・・?」と思われる方もいるかと思いますが
ミニ四駆のような発熱量の低いものと違い、このRCは大電流を流し続けるので、火傷する位の発熱をします。
そうなるとモータが垂れて、スピードが伸びなくなってしまうのです。
そこでヒートシンクの効果が出てくるのです、ただ純正のものは重く、また放熱性も低いのであまりいいものとは言えません
なので自分はしたの図のようなものを使っています。


これはトミーのエアロRCというラジコンのオプションパーツとして売っているものです
(実際にあのラジコンでこれが要ると思いませんが・・w)
このヒートシンク、あのラジコンにはもったいないくらいの優れものでオールアルミ製
しかも軽量・・・尚且つ安さにビックリw(たしか2枚で500円)
更に驚いたことはこのXMODSのマウントにぴったりなんです。
これのおかげでかなり放熱性は上がります。是非見つけたら試してみてください。


ここまで完成させれば大抵のマシンであれば前項までのセッティングよりドリフトのしやすさは上がったと思います。
多少各箇所に負荷がかかるので、スペアパーツなども余裕があれば購入しておくのもいいかと思います。
後は走りこみや、自分なりのセッティングで、微調整をするなかで自分なりのセッティングを生み出し
ドリフトを極めていってください!w



<A. 塩ビドリフトタイヤについて>

このマシンにとって最も大切な部分というとやはり駆動系(サスペンションやタイヤ)などで しょう
多少パワーがなくとも足回りのセッティングさえきっちり整っていればそれほど苦労することなくドリフトできると思います。
足回りのタイヤ、そこで自分一押しのアイテムは塩ビドリフトタイヤです。
通常のドリフトタイヤより一回りインチアップできるので最高速があがり、タイヤの設置面積も多くなるので
通常より多少直進性も上がりレスポンスも向上します。
ただしパワーがないと加速がいまいちになってしまうので、モーターを選ぶ形になります。



塩ビドリタイヤ・・?と疑問に思う方も多いと思いますが、これは通常の純正ドリフトタイヤとは別物です。
いわゆる配管をタイヤ状にカットしてホイールにはめたもののことで、実際にこれ自体は売っておりません。
じゃあ意味無いじゃん?とお思いかと思いますが、結構簡単に作れてしまいます。
使用するのはホームセンターなどで売っている内径が20mm〜21mmの配管一本です。
物自体30cm〜からあるので一番短いもので構いません
あとはお気に入りのXMODS純正ホイールです、これは最初からマシンに装着されているもので大丈夫です。

最初にホイールの加工をします。
ゴムタイヤをはずしてみて分かったと思いますが、このMODSのホイールは左右にずれないようにセンターに凹凸があります。
これがあると塩ビタイヤを装着する時に邪魔になってしまいます。
なので最初にこの凹凸部分を取り除く作業を行います、このぶぶんはなるべく水平になるように平ヤスリなどを使用して
削っていくのがいいと思います(ただしあまり粗い目のものはさけてください)
削り終わったらサンドペーパーなどで表面の粗を取り除き表面を平らにしていきます。

タイヤの方はホイールの幅に合わせ、9.5mm〜10mmの幅で4つに切り落とします
このとき電動のこぎりなどでタイヤの幅を平行にしておくと後の加工が楽になります。
この段階で必要なパーツは揃いました。この後の加工次第でドリフトの良し悪しが決まってきます。

ホイールと塩ビ管で若干内径に差が出ると思いますので、ホイールに衝撃吸収材やアルミテープをまいておくと
接着の際きっちり接着できます。
一通りホイールにタイヤをセットしたら一本一本研磨していきます。
この作業はかなり時間がかかるので、まとまった時間をとって作業をしたほうがよろしいかと思います。

<フロント側>
フロント側のタイヤはサスペンションの構造が前後で違うのでイン側(内側)の角をじっくり研磨していきます。
イン側の研磨角度は40〜45度、外側の研磨角度は30度がベストです。
このとき内側外側共に一定の角度を研磨し終えたら、角を取るように滑らかに形状を整えます。
この作業をしないとドリフト中前輪がロックし、スピンするため、滑らかなドリフトができません。

<リア側>
リア側は荷重がかかるとキャンバー角が大きくなる構造になっているので外側は角をとる程度にし
イン側を中心に研磨していきます。
リア側は基本的にドリフトの特性が大きく反映されるのでテールスライドを大きくしたい場合は研磨角度は少なく
スライド量を小さくしたい場合は大きくし滑らかにします。

両方研磨し終えたら、分からなくなると大変のなのでタイヤの側面などに印をつけておくとよろしいかと思います。